母親とのかんけい

母親が認知症なので、ついさっき話したことが記憶されないから延々と同じことを何回も聞き返すんですよ。例えば目の前に電池切れで動かないリモコンがあったとします。リモコンが動かないという相談を母からされて、電池切れだから乾電池を入れ替えてねといってもその数秒後にはリモコンが動かないってまた言うんですよね。そこで再び、電池切れだから乾電池を抜いて新しいのに入れ替えてね。引き出しにあるからって言って、分かったといってもその数秒後には、リモコンが動かないっていうんですよ。毎日その繰り返し。それなら私が電池を変えておけばいいのでは、と思われるのかもしれませんが、母親が何かを言う前に乾電池を入れかえてあげとくとすると、もし彼女の機嫌がよくない日だったとすればわたしがしようと思っていたのに勝手にするなと、古希の母親が3歳の子どもみたいに拗ね始めるんですよ。イヤイヤ期か。子どもならそれが成長だと喜べるけど退化しかない老人のイヤイヤをどう愛せと…殺すぞとしか思えないわけですよ。。。

幼いころから母親はあまり私の話を記憶してくれる人ではなかったので、忙しい人だったしご飯を食べさしてもらってる身なので大げさに文句をつけたことはないんですけど、それでも「この人はわたしのことなんてどうでもいいんだな」と事実はどうであれそう思ったことがある人間なので、あのときに抱いた信頼していた母親に裏切られたというか愛情を疑うというかあのなんともいえない複雑な気持ちをいままた思い出してしんどくなる。もっとこうしてほしかったっていうのはたくさんあって、お友達はお母さんにあんなことしてもらってたのに私は…って本当にときどき思う。でもじゃあそれを自分の子どもにしてあげようとは到底思えない。私は子育てにおいて欠陥部分が多いから絶対自分が母親にされて嫌だったことを自分の子どもにしそうで、そんなこと恐ろしくて子どもがほしいなんて思えないのだ。まあこういうこと言ったらまた母からは面倒なことをいう子だっていわれるんだろうなあ…ちなみにこういう自分を否定される発言もしっかり私は傷ついている。

今日、外に出たらはんかちを落としてしまい、小学生ぐらいの女の子が拾って渡してくれた。お礼を言って受け取ったらその子の母親が頭をなでて彼女を褒めていた。照れくさそうにお母さんにくっついていた彼女を見て、そういうことって自分の母親からされた記憶がないんだよなあ…。